書籍 感想

ここでは、「書籍 感想」 に関する記事を紹介しています。

真実の涙をもう一度 参加日記はここから


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十二国記の新潮社への移籍及び完全版化、並びに新作の刊行(予定)に伴い、この「魔性の子」もリニューアルされ発売。
「魔性の子」は十二国記シリーズ(月の影 影の海)よりも先に発表された作品ではありますが、世界観を同じくした作品です。

一応、十二国記シリーズを全巻所持しており、「魔性の子」が十二国記シリーズに含まれていることも知っていましたが
なにせこのシリーズを揃え始めたのが2011年あたりから。
新品で購入することが出来ずにスルーしていました、が今回のリニューアルを機に購入してみました。


文句なしに読み応えがありました。
ミステリ、ホラー、ファンタジー…それらの要素が融合し、人の心の醜さを浮き彫りにし、最期に刻まれる。
ネタバレ自重ですな。


十二国記シリーズに興味を持っている方、リニューアルを機に買い揃えてみよう思っている方は是非この「魔性の子」から読んで欲しいです。
私は今回「魔性の子」を最後に読み、もったいないことをしたと心から感じました。
これを読んでいないと、とある話の結末が放置されているようなものですしね。

十二国記シリーズに興味が無いという方にもおすすめの作品です。
ちなみにリニューアルにあたり山田章博先生の挿絵も新たに描き下ろされています。
私が新たに購入した理由はこれが大きかったりします。


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フルメタアナザー
やっぱりフルメタは専門家(プロフェッショナル)の視点と判断で物語が進行してこそだな、と思いました。
アマチュアの少年がひょんな事から軍用機に登場し活躍しちゃうぜ!というのは他のタイトルならいいんですけど、
こちらとしても原作のイメージがあるので凄くガックリしました。
そのガックリ感を覆すことが出来るほど文章と展開が面白いわけでもないですし。

サムライ・イレブン(仮称)建造の政治的なアレコレで自衛官がD.O.M.Sに秘密裏に派遣され試験運用されるとかでよかったのに…。


個人的に悪文でも気にしない質だと思っていたのですが…。
がっかりM9のがっかり感には驚愕しました。
マルドゥック・スクランブルをはじめとした「マルドゥック」シリーズの短篇集。

収録作品
マルドゥック・スクランブル"104"
マルドゥック・スクランブル"200"
Preface of マルドゥック・スクランブル
マルドゥック・ヴェロシティ Prologue & Epilogue
マルドゥック・アノニマス "ウォーバード"
Preface of マルドゥック・アノニマス
冲方丁ロング・インタビュウ
事件屋稼業(マルドゥック・スクランブル初稿)

マルドゥック・スクランブル"104"・マルドゥック・スクランブル"200"
"104"と"200"は『マルドゥック・スクランブル』はボイルドとウフコック、イースター博士がチームを組んでいた時の話。
"104"は内部告発者となった科学者を告発した企業と親会社であるオクトーバー社から保護する話。
"200"は暗殺者に命を狙われているソルヴェ社の孫娘を保護する話。
表題の数字は劇中で登場する出来事に関することを示しています。

「チームを組んでいた時の話」と書いたものの、それは発表された当時の話です。
正統続編(前日譚)の『マルドゥック・ヴェロシティ』では性格も含め大きく設定が異なっています。

Preface of マルドゥック・スクランブル
ウフコックがシェル(スクランブルの悪役)の犯罪を暴くために調査していた時の話。
クンカクンカ

マルドゥック・ヴェロシティ Prologue & Epilogue
ボイルドがグラウンドゼロの淵で見た走馬灯。

マルドゥック・アノニマス "ウォーバード"
「マルドゥック」シリーズの最終章である『マルドゥック・アノニマス』の前日譚。
主人公は初登場の刑事ライリー・サンダーバード。
彼は「ヴェロシティ」に登場したフライト刑事に似ていると劇中で言われたり、クレア刑事(レズ)とコンビを組んでいたり…。
他にも「犬」「不死」「光学迷彩」「暗殺・誘拐・脅迫・拷問」といったワードも。
「ヴェロシティ」だけでなく「スクランブル」からもベルウィングやアシュレイ・ハーヴェストの名前も出てきます。

Preface of マルドゥック・アノニマス
ガス室の中で死を目前としたウフコックが語るウフコックの戦い。

事件屋稼業
イースターの性格が悪いw。


"104"と"200"の正史との一番の違いは「ヴェロシティ」と性格がだいぶ違うということでしょうか。
特にボイルド。「ヴェロシティ」ではウフコックにデレデレだったのに。

あと「ウォーバード」はライリー刑事を狙う敵の能力が顕になった時の衝撃ときたら…。
あと銃でめった撃ちにされた後焼かれてバラバラにされたあの人の死体が出た時とか…。
「Preface of マルドゥック・アノニマス」でも衝撃の展開が待ち構えていました。
読んだのが「ヴェロシティ」の直後だったこともあり凄く興奮しました。

最終章「アノニマス」は「ヴェロシティ」での設定を大量に持込してくるみたいですね。

ちなみに「マルドゥック」シリーズの読むべき順番は刊行順である
「スクランブル」→「スクランブル」→「アノニマス ウォーバード(フラグメンツ)」→「アノニマス(未)」

時系列:「ヴェロシティ」→「スクランブル」→「アノニマス ウォーバード」→「アノニマス(未)」となっています。


パクリ問題に便乗するようで性格悪いなあと思いつつもこのタイミングしか無いと思い記事にしてみました。
ちなみにパクられたのは「マルドゥック・スクランブル"104"」
全部読んだわけではありませんが捻りなしの丸パクリっぽいですね。
マルドゥック・スクランブルをはじめとした「マルドゥック」シリーズの短篇集。

収録作品
マルドゥック・スクランブル"104"
マルドゥック・スクランブル"200"
Preface of マルドゥック・スクランブル
マルドゥック・ヴェロシティ Prologue & Epilogue
マルドゥック・アノニマス "ウォーバード"
Preface of マルドゥック・アノニマス
冲方丁ロング・インタビュウ
事件屋稼業(マルドゥック・スクランブル初稿)

マルドゥック・スクランブル"104"・マルドゥック・スクランブル"200"
"104"と"200"は『マルドゥック・スクランブル』はボイルドとウフコック、イースター博士がチームを組んでいた時の話。
"104"は内部告発者となった科学者を告発した企業と親会社であるオクトーバー社から保護する話。
"200"は暗殺者に命を狙われているソルヴェ社の孫娘を保護する話。
表題の数字は劇中で登場する出来事に関することを示しています。

「チームを組んでいた時の話」と書いたものの、それは発表された当時の話です。
正統続編(前日譚)の『マルドゥック・ヴェロシティ』では性格も含め大きく設定が異なっています。

Preface of マルドゥック・スクランブル
ウフコックがシェル(スクランブルの悪役)の犯罪を暴くために調査していた時の話。
クンカクンカ

マルドゥック・ヴェロシティ Prologue & Epilogue
ボイルドがグラウンドゼロの淵で見た走馬灯。

マルドゥック・アノニマス "ウォーバード"
「マルドゥック」シリーズの最終章である『マルドゥック・アノニマス』の前日譚。
主人公は初登場の刑事ライリー・サンダーバード。
彼は「ヴェロシティ」に登場したフライト刑事に似ていると劇中で言われたり、クレア刑事とコンビを組んでいたり…。
他にも「犬」「不死」「光学迷彩」「暗殺・誘拐・脅迫・拷問」といったワードも。
「ヴェロシティ」だけでなく「スクランブル」からもベルウィングやアシュレイ・ハーヴェストの名前も出てきます。

Preface of マルドゥック・アノニマス
ガス室の中で死を目前としたウフコックが語るウフコックの戦い。

事件屋稼業
イースターの性格が悪いw。


"104"と"200"の正史との一番の違いは「ヴェロシティ」と性格がだいぶ違うということでしょうか。
特にボイルド。「ヴェロシティ」ではウフコックにデレデレだったのに。

あと「ウォーバード」はライリー刑事を狙う敵の能力が顕になった時の衝撃ときたら…。
あと銃でめった撃ちにされた後焼かれてバラバラにされたあの人の死体が出た時とか…。
「Preface of マルドゥック・アノニマス」でも衝撃の展開が待ち構えていました。
読んだのが「ヴェロシティ」の直後だったこともあり凄く興奮しました。

最終章「アノニマス」は「ヴェロシティ」での設定を大量に持込してくるみたいですね。

ちなみに「マルドゥック」シリーズの読むべき順番は刊行順である
「スクランブル」→「スクランブル」→「アノニマス ウォーバード(フラグメンツ)」→「アノニマス(未)」

時系列:「ヴェロシティ」→「スクランブル」→「アノニマス ウォーバード」→「アノニマス(未)」となっています。


パクリ問題に便乗するようで性格悪いなあと思いつつもこのタイミングしか無いと思い記事にしてみました。
ちなみにパクられたのは「マルドゥック・スクランブル"104"」
全部読んだわけではありませんが捻りなしの丸パクリっぽいですね。
しかもタイトルが「コンプライアンス」とか…ギャグか。
虐殺器官もパクろうとしていたとか何とか。
オマージュやパロディにすら昇華できないのならペンを折るべきだと思います。
チャンスすら自分で奪ってしまって…。
虐殺器官もパクろうとしていたとか何とか。
オマージュやパロディにすら昇華できないのならペンを折るべきだと思います。
チャンスすら自分で奪ってしまって…。
「馬鹿お前!千石が絶滅したらどうするんだ!」

囮物語…読み辛え…。
今巻は千石撫子の一人称でお話が語られています。
キャラ設定もあり凄く読み辛い。
「、」と「……」多すぎ。

今回、絡みが多かったのは火憐月火ちゃんでした。
火憐月火ちゃんは凄く「女」でしたね。ビックリ。

阿良々木君との絡みはとても少なかったですが彼には相変わらず勢いがありました。
彼がいないところでエロ本を暴かれたりと凄まじい存在感。

内容はというと、あとがきに書かれていたとおり千石撫子ちゃんが「可愛い」だけのお話でした。
徹頭徹尾「可愛い」撫子。
グーグル日本語入力で「なでこ」と打つと変換予測で何故か「撫子撫子」というのがでちゃう可愛い。
実質最終巻(次の次)の前日譚なので特に盛り上がりがないというのが本音ですかね。


表紙は撫子のふとももprprキャミソールワンピース姿色っぽいよ。相変わらずVOFANさんの色使いは綺麗ですね。
シリーズ四篇目、「風の万里 黎明の空」では主役を中嶋陽子に戻してストーリーが展開。

陽子が景王になり1年ほどが経ったところから始まります。
海客(日本や中国から来てしまった人)である陽子は十二国世界に無知なことから官吏の顔色を伺いながら務めを行っていた。
日本にいた頃と変わらない自分に悩んだ末、十二国、そして自らが治める慶国の現状を知るべく市井に降りる。
陽子は地方官吏の圧政により民が重税や苦役に苦しんでいることを知る。


今篇では陽子の他に海客の仙 鈴と元芳国公主の祥瓊の目線でストーリーが進行、やがて交わっていくといった感じです。
現代人の感覚として祥瓊はともかく鈴には同情してしまいます。
郷に入っては郷に従え。下らないコミュニティならば抜けることも出来ますが世界そのものが変わってしまってはどうしようもない。
それでもどうにかして生きる力を得なければならないのが現実の辛いところ。
現実ではありませんけれども。

毎度のことではありますが終盤にむけて話が進み始めたときの盛り上がりがたまらないです。
350P程度で読みづらい漢字が多い十二国記ではありますが中盤からの展開のリズムがたまらず苦も無く読めてしまいます。


景麒は相変わらずでした。
マルドゥック・スクランブル[完全版]の最終巻です。

前巻から引き続きカジノ、ブラックジャックでの戦いが繰り広げられます。
バロット達が一人目のディーラーを血祭りに上げたことにより、カジノ最強のディーラー「アシュレイ・ハーヴェスト」がその技術をバロット達に向けます。

後半ではシェル、そしてボイルドとの決着。


ありきたりな言い方ではありますが凄く熱かったです。
アシュレイとの勝負はここでアレが来るかーっ!!と大興奮。
カジノに対する決着のつけ方にもゾクゾクしました。
バロット様に自分の恥部を晒されてあげく叩きのめされたい、という気持ちでいっぱいです。

この「排気」ではバロットの焦り、恐れ、怒りといった感情がストレートに感じられてとてもスリリングでした。
ここまでバロットに共感してしまったら[圧縮](第1巻)読めなくなってしまうよぉ…。
[圧縮]はバロットの過去、どのように生きてきたかをほじくり返されていて辛いんです。


せっかくなのでマルドゥック・ヴェロシティとフラグメンツを購入。
ボイルドのハードボイルドな過去編、「マルドゥック・ヴェロシティ」は1巻を読了しました。
フラグメンツは過去・未来を含んだ短篇集です。
マルドゥック・スクランブル新装版「マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion-燃焼 [完全版]」

前半ではウフコックやドクター、ボイルドの過去を臭わせる展開です。
しかし、過去の回想に飛び込むわけでなく関係者が登場し立場や発言からどのようなことがあったかが分かるといったもの。
同時にバロットが前向きに攻勢に転じようと決断し行動しているため凄くアッサリしたものです。

今巻の後半部分で「カジノ戦」のおおよそ半分を収録しています。
そして、これが一番の読みどころ。
スロットマシン、ポーカー、ルーレット、そしてブラックジャック。
バロットがカジノ遊戯の雰囲気を掴むのを読み手も共感していく構成になっているのでこれらの遊戯のルールを知らなくても楽しめます。


今巻の読みどころはやはり「カジノ戦」です。
ドクターの演説、ディーラーの技術、勝負の駆け引き。
ギャンブルでは全勝しなくてはならないというので直近の展開が読めなくて読んでいてついのめり込んでいきました。
バロットも半端無く可愛いですしたまんねえ!!といった感じ。
でも、本当は3巻のブラックジャックに読者がついていくための予行練習でしか無いのですが。
カジノは3巻が本番です。


BD第一巻「圧縮」は6605円かー。面倒くさがらずに劇場版をちゃんと観に行けばよかったです。高い。
自称番外編の十二国記シリーズ三作目「東の海神 西の滄海」。

今作の主役は延王尚隆と延麒六太。
二人は一作目、二作目と既に登場しており、尚且つイイところを持っていく役どころでもあります。
そんな二人、特に延王がどのような姿勢で国を治めているのか、というのが今作です。

尚隆は正義感責任感を強く持ち、策を講じるあたりが藤崎版封神演義の太公望と姫発を思い起こさせます。
あと人心掌握が上手いところも。
十二国記の方が早いんですけどね。

六太は麒麟の性質を持っているからか残念な子でした。
一作目と今作、麒麟のトラブルメイカーっぷりには驚きます。
次巻でも少し言及されていますが、誰かれ構わず慈悲を施すのはいいことではないですね。
今作では戦争状態まで行っていますし。
自分が何者でどういう責任をもっているのかを自覚することで六太は成長した…と思います。
後の時間軸で読んだ範囲では思慮深くなっていると思いますが、あまり前に出てこないのでまだ分かりません。


一作目ほどではありませんが胸が苦しくなる展開がありました。難しいことではあるんでしょうけど…。
尚隆は民からの評価を上げるためにわざとどこかが反乱を起こすように仕向けたんじゃ…って思ってしまった。
貧しい地域から先に復興させる、っていう理由もありましたが。


人名・地名・職名のよみがながスルスルと頭の中から抜けていくポンコツ脳は直さないとなあ。
傾物語がああだったため語り部が誰になるか、メインを張るのは誰なのか戦々恐々としていましたが
神原駿河が語り部、ヒロインは沼地蠟花という登場人物でした。

主な内容は神原駿河の自分探し、卒業式といったところでしょうか。

それにしても神原は阿良々木くんがいないとあまり面白くないな。
下ネタが無い神原なんて神原じゃない!!
ここまで普通の女の子だなんて…。
これはヒロインズ全てに言えることかもしれませんね。

そして阿良々木くん、いや阿良々木さんはどうしてこんなにかっこいいんだ。
戦場ヶ原や羽川が語ると言われる脚色された阿良々木像ってあながち間違っていないのではないか。
ロン毛になった阿良々木さんと戦場ヶ原の大学生活が早く知りたい!と思いつつも時系列は行ったり来たりするっぽいので本になるかわからねえぜ!!


今巻の扇「くん」は四畳半神話大系の小津で脳内再生されました。
傷物語は「ひたぎエンド」に合わせて1月に来てくれるとイイな。
劇場版が公開されるということで購入したものの3ヶ月間放置していた『マルドゥック・スクランブル The 1st Compression-圧縮 [完全版]』を読み終えました。

少女の娼婦であるルーン=バロットが企業のマネーロンダリングの一端に巻き込まれ瀕死の重傷を負う。
緊急法令スクランブル-09により法的に禁止された科学技術で一命を取り留めたものの、再び命を狙われることに変わりはなかった。
自らの生存のため、バロットは金色のねずみウフコックとともに生きるための戦いに身を投じる…。


本作はそれほどSFSFしているわけではなく、どちらかというとエンタメに徹したSFといった感じ。
アタマがキレちゃっている登場人物、特殊能力を用いた銃撃戦を盛り上がりどころに置いているためハリウッドのCGと火薬を多用したアクション映画みたいな印象。
知性と理性を持った人間が持つ切なさや哀愁などが盛り込まれていることもあり劇場アニメ化したのも納得。

アクションが多く、本格SF?と違い退屈な会話が延々と続くようなこともなく、科学技術に本格的なスポットを当てたストーリー進行がないためSFが苦手という方にも読みやすいのではないでしょうか。
ページ数も300に届かない程度ですし。


ちなみに3月15日現在映画は未見です。
十二国記シリーズの第二篇『風の海 迷宮の岸」』。

前篇の重く苦しい話から打って変わって優しいお話。
といってもただ温いわけではなく、主人公の黒麒麟、泰麒(高里要)の成長や葛藤が『月の影 影の海と』同様に描かれています。
主人公が胎果の麒麟ということもありそれらや王との関係について掘り下げられています。

『月の影~』から継続して登場するのは景麒のみ。時間軸も陽子が十二国に渡る前となっています。

『月の影~』とは逆に、下巻の中盤から終盤にかけて胸が苦しくなる構成。
泰麒がいい子だけにね…泰麒…(意味深)。


シリーズを読破しなければ、と『風の海~』以降も注文しました。
なんということでしょう…続きが執筆されていないというのに…。
当然ですけど揃えているのは山田章博先生のイラストが堪能できるホワイトハート版です。


泰麒でググルと関連ワードで腐ったカップリングが出てきていい気がしませんね(笑)
今更ではありますが十二国記を読みました。
ちなみにアニメの方は未見です。

今回読むまでは「ふしぎ遊戯」みたいなものかと思っていたのですが、全く違いました。
ここまで暗く厳しいお話だったとは。

あらすじは、主人公の少女、「中嶋陽子」が異界の中国へ連れて行かれ孤独な旅を続ける、といったもの。
妖魔の襲撃と人間の裏切りにより心身ともに傷つき、疲労困憊する。
上巻は9割このような感じです。
陽子がなかなか情報を手に入れられないため、読者も不安になる。
しかも猜疑心が膨れ上がっていく。

しかし、飴と鞭とはよく言ったもので、下巻では飴が与えられるのです。
その飴の名はねずみ(半獣)の「楽俊」(ググるとチャーミングな彼の姿が!)。
人間の子ども程の大きさで、優しく、賢く、人間のように生活する彼は「月の影 影の海」のオアシス。
陽子をあらゆる意味で救います。


…実は上巻を読み始めたのが去年の10月頃だったかな。だいぶ時間がかかってしまいました。
と言ってもじっくり読む時間が作れなかったというのが大きかったわけですが。
アニメの見過ぎですね。
中盤が終わるあたりまではフラストレーションがたまり「うわああああ」ってな具合で読み終わる上巻ですが、
下巻では先へ先へ、陽子の運命を、変革を見届けるためにページを捲る指が止まりません。

文章も読みやすく、世界観も骨太に練られているためファンタジーが苦手な人にもお薦めです。


下巻裏表紙のあらすじの誤植「押しえてくれた~」…私が持っているのは42刷なのに。
なんだか全体的に滑りっぱなしで盛り上がりがなくタルかったかな、という感想でした。
キスショットはともかく忍野忍、特にお喋りな彼女には思い入れがないのが大きいのかも知れない。

八九寺と部屋でニャンニャンする場面がない…だと…。

そういえば猫物語(黒)だか偽物語(下)で武者がどうとか言っていたのに出ませんでした。
スケジュールもきつかったみたいですし構成を練り直すよりまるまる初めから構成したほうがいいという判断だったのでしょうか。
すごいな。

大半の読者は3ヶ月に1冊に出さなきゃ不買するなんて人はいないだろうし、延期してでももっと練ってもよかったんじゃなかろうか。

次巻はするがデビル、安定の神原駿河、鉄板の神原駿河です。
神原が登場すればスラスラと会話が弾み爆笑必至。
傾物語は八九寺が出ないのが敗因だったな。俺の八九寺真宵が。



もしかして八九寺ニャンニャンはコンプリガイドブックの短編小説のあれだったのか?


神原の本気といえば撫子スネイク冒頭ですね。
アニメではまるまるカットされましたが。
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